景子はオーナー室でカジノのフロアーに
設置してある監視カメラに向かって睨み付ける
女性客とカメラ越しに目が合った・・そして
その視線は、あたかも自分へ直ちにこちら側へ
来る様に目配せしていた。当然オーナーである
景子が直接お客の対応をする必要も無かったが、
その女性客から醸し出される雰囲気に身体が勝手に
反応してしまったのだから仕方がない・・
「あっ・・あの・・うちのディーラーが何か・・
不手際でもございました・・でしょうか?もしも?
その様な事があれば後で叱っておきますので・・」
<景子は赤の高級チャイナドレスの切れ目
から太腿が露になる位に深ぶかと頭を下げた>
『ふふんっ・・なるほど・・お父様の躾が良かった
のかしら・・一応、頭を下げる事は出来るのね。。
でも、事はそんなに簡単に済む問題じゃないの・・
この間からチョクチョク遊ばせて貰ってるけど、
ここのディーラーは酔っ払いや素人客と見ると
アカラサマに業を使ってる様ねっ!!』
<40代前半のその女性客”優子”が景子に対し
一喝すると、とたんに周囲の客がざわめき始めた>
『まっ・・現行犯って訳じゃないからぁ〜
言い逃れも結構だけど。。私と勝負なさいっ』
『そうっ!もちろんイカサマ無しでよっ、もし?
私が負けたら、今日の売り上げ分全て弁償するわっ
その代わり、オーナーであるあなたが負けたら・・
そうねぇ・・今までイカサマで勝った分を返せとは
言わないけど、それじゃ・・やられた客も納得しない
から、それなりの罰を受けて貰うわ・・良いわねっ』
<大勢の客の前だったし、勝負を受けなければ
イカサマを認めた事にもなると景子は小鼻を
ツンと上にあげ、こう言い放った・・>
<父から譲り受けたカジノのオーナーを数年だったが
経営をしていると、どういう訳か?まるで自分がどんな
ギャンブルにも精通し、強いと錯覚までしていたのだ。
結局3回戦行ったセブンポーカーでは全て完敗した・・
ただただ呆然としていた景子をそっちのけで女性客の
”優子”はその場にいた客に向かって声を張った>
『ご来場の皆さぁ〜ん、これから・・このオーナーに
私が、これまで平然と行われて来たイカサマに対する
ペナルティーを与えます。近くでご覧になりたい方は
お早めにこちらへどうぞぉ〜』
<すると彼女のボディーガードの様な男たちが背もたれが
高い椅子を用意しフロアーの中心へと置いた・・そこへ
黒のレザーパンツをはいた彼女が深く腰掛けると、まるで
合図を送るかの様に自分の太腿の横っちょを叩いたのだ。
”パァ〜ンッ!”といった乾いた音で一瞬・・フロアーが
静まり返ったと思ったら景子はそのボディーガードらしき
男達に両脇を抱えられ彼女の前と突き出されたのだ・・>
『これからお仕置きを受けようって娘がぎゃぁ〜、
ぎゃぁ〜、うるさいわよ。もっと神妙に出来ないのっ!
本当だったら、そこへ正座させてたっぷりとお説教して
それからお尻ペンペンするとこなんだからぁ!まぁ・・
その可愛いチャイナドレスを地べたへ付けるのは少し
酷だから、それは勘弁してあげるけど・・お膝の上で
たっぷりお説教もするから覚悟するんですよっ!』
「お説教とか。。あと・・お仕置きとか。。それから・・
お。。お尻ペンペンとか・・いったいなんなんですかぁ?」
『イカサマでお客のお金を奪う悪い子はお仕置きに
決まってるでしょ!!ホンとはそんなモンじゃ済まない
んだから・・逆に感謝して貰わなくちゃぁ・・とにかく
お仕置きです!ここへお尻を乗せなさいっ!』
<未だ、状況が飲み込めない景子の腕を引き強引に
自分の膝へうつ伏せにした・・そこまでされても当の
本人はキョトンとした顔をしていたが、その周りを
取り囲む様にしていた客の大半はこの後、何が起こるか
想定済みだった。クスクスと笑う30代位のマダムや
見栄えの良い場所取りに目を大きく輝かせる中年男性客は
やはり、景子のヒップの真正面を陣取った。他にも
彼女の泣き顔を見ようとかなり近くまで寄る男性や
携帯カメラを準備する客までもいた・・>
『さて・・先ずはぁ・・どの程度、このお尻が強いのか?
試し打ちから始めようね・・ドレスの上から100よっ』
パァンッ!パン!パン!パンッ!パンッ!
パァンッ!!パン!パン!パン!パンッ!
<優子の平手は真上から手前から、そして掬い上げる
様に真下から、はたまた卓球のドライブの様に斜めからと
ありとあらゆる方向から景子の尻をスパンキング
し始めた。これは叩かれる方にとっては堪らない・・
何時?どこから?どの辺りへヒットするのか?想像が
出来ないばかりか、その強さもまちまちで、叩かれる
覚悟というか心と身体の準備もさせてもらえないのだ・・
増してや景子は超が付く程のお嬢様育ちで生まれて
このかた、本格的なお尻叩きなんて一度だって受けた
事がなかったのだ>
『まったく・・この程度のペンペンで暴れるなんて
どういう教育を受けてきたのかしらぁ・・ほらほらぁ
痛いのは当たり前なのよ、悪い子のお尻は痛くされな
きゃ良い子になれないのぉ〜、お手手は前でしょっ!
メッ!本気で怒るわよっ・・しょうがない娘ね・・』
<優子は一人の男へ目配せして景子の両手を
掴んで二度と叩かれてるお尻を庇えない様にした>
「いっ・・いやぁ〜ああっ!お・・お金なら
払うから・・いや・・返しますからぁ〜っ!」
『世の中、お金じゃどうにもならない事があるのよっ!
まったく、そんな事も判らないなんて・・やっぱり
お尻ペンペンがとっても良く似合う赤ちゃんね・・』
続く